お金を稼げば幸せになれるか

今日は、「お金を稼げば幸せになれるか」というテーマについて書いてみようと思う。

自分が20代の頃、特にお金を稼げば幸せになれる、という考えを持っていたように思う。

会社員だったときも、いかに売上を上げるか、その成果によっていかに評価されるか、

それによっていかに報酬が上がるか。そういったことに目が向いていたように思う。

血気盛んな20代はそれも良いのかもしれないが、30代も半ばとなった今となっては、間違っていたと思う。

生きていくのにはお金は必要で、人一人生きていくのに月20〜30万円は必要だ。

これは変わらない事実。家賃や水道光熱費、生活費、趣味、医療費、税金など加味すれば、年間300万円ぐらいは必要。

これはほとんどの成人は同じ。

しかし、それ以上となるとどうだろうか。

家族がいるのか、子供がいるのか、どんなライフスタイルなのかによっても大きく異なる。

また、そもそも生まれた家計が裕福であったり、土地を持っている、など

前提条件が大きく異なることもある。

そういったことを考慮にいれず、一概にお金を稼げば幸せになれる、と考えるのは短絡的だ。

しかし、社会全体には、お金を稼げば幸せになれるはず、という洗脳にも近い認識がある。

これを逆手にとって、「たった〇〇日で稼げる方法」とか「〇〇するだけで稼げる」みたいなノウハウを買わせることで搾取しようと企む人もいたりする。

かくいう自分も、お金をもっと稼げれば、と躍起になっていたころは、こういった手法に随分お金を搾取された。

そんなばかな、と思うかもしれないが、この文章を書いている間にも、世界のどこかで、ゴミのような商材にお金を費やしてしまっている人が山のようにいることが、私にはわかる。

それほど、お金を稼げれば、幸せになれる、という概念は脆い。

世の中で提供される商品やサービスはお金で買うことができる。

これは事実だが、お金を稼げば幸せになれるかは、別問題だ。

その経済力を持って、何をしたいのか。

そもそも、自分にとっての幸せとはなにか。

そういった自問自答から始めなければならない。

ちなみに、今の自分は、個人として年収300万円あれば、まずは暮らせる。

500万円あれば、少し楽になる。

700万円以上は税金がやたら高くなる、ということは経験済み。

税金についても、いずれのタイミングかで共有したほうが良さそうだが、今日はここまで。

今日もありがとうございます。